進路決定に向けて
1 拡大進路相談を実施しています。
進路決定に向けて, 高等部2年生の全生徒対象に, 拡大進路相談を実施しています。
(1)目 的 ①最終学年である高等部3年生での就業体験を充実させ,卒業後の進路に向き合う。
②卒業後に関わる相談支援事業所等の連携を深め,スムーズな移行を行う。
(2)時 期 高等部2年時の1~3月
(3)場 所 学校
(4)参加者 本人,保護者(児童養護施設等),相談支援事業所,担任,本校進路指導課
必要に応じ,就業・生活支援センター,児童相談所,医療関係担当,寄宿舎担当,相談支援センター
(5)式次第 ①プロフィール表等個人情報の使用について
②自己紹介
③拡大進路相談の趣旨説明
④本人の卒業後の希望
⑤保護者の卒業後への思い
⑥担任や寄宿舎担当の願い
⑦相談支援事業所や就業・生活支援センターの方からのアドバイス
⑧進路指導課より,進路決定に向けた情報説明
2 卒業後の福祉サービス利用申請をサポートしています。
(1)福祉サービス利用申請から支給決定・契約までの流れ
(2)就労継続支援B型利用申請から利用開始までの流れ
就労継続支援B型を利用する場合は,就労移行支援サービス事業所でのアセスメントが必要です。
(3)福祉サービス『申請』における徳島県のルール
『徳島ルール』とは?
①徳島県では,独自に 「10月申請のルール」 を決めています。
福祉サービスの申請は,基本的には,18歳の誕生日から可能となっています。
徳島県では,誕生日申請ではなく,4月生まれも3月生まれも,一斉に10月に申請を行うこととし,申請先の事業所は,
4月の利用開始まで予約した状態で定員を空けておくという『徳島ルール』を設定しています。
他の都道府県では,18歳の誕生日が来た時点で申請ができますが,徳島県では,教育の機会均等を損なう恐れや,進路選
択の平等を 考慮し,『徳島ルール』での申請を行っています。
そのため,10月以降に申請をした方は,10月申請の方の次になります。
②徳島県では, 「1カ所申請のルール」 としています。
知的障がい者の福祉サービス申請先は,日中活動の場と夜間の場それぞれ1カ所ずつの申請となっています。
身体障害者の場合は,福祉サービス提供事業所の数が不足しているため,複数の箇所へ申請ができます。
(4)『申請』するにあたって
①徳島市の場合は,受付窓口を,学校に設置します。
*申請受付期間 10月中の学校が定める日2日間
*受付場所 学校
*申請書類 受付に準備してくれています。
*準備物 マイナンバーカード(通知カードでも可),療育手帳,印鑑
*その他 徳島市役所で申請することも可能です。その場合は,下記②と同様です。
②徳島市以外の市町村の場合
*申請受付期間 10月1日~10月31日
*受付場所 各市町村窓口
*申請書類 受付に準備してくれています。
*準備物 マイナンバーカード(通知カードでも可),療育手帳,印鑑
(5)認定調査とは?
(6)聴き取り調査とは?
(7)受給者証の受取
受給者証は,福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書です。
受給者証は,保護者と本人の住所,氏名,生年月日,サービスの種類と支給量(日数や時間数)が記載されています。
受給者証の色は,利用するサービスによって異なります。(資料参照) 徳島県の受給者証.pdf
3 福祉サービスの内容について,説明会や進路相談を通じて,情報を提供しています。
(1)福祉サービスの内容(資料参照) 福祉サービス内容.pdf
(2)徳島県の工賃と給料(「厚生労働省平成30年度工賃(賃金)の実績についてより」抜粋)
<全国平均>
<徳島県の平均>
就労継続支援B型事業所 月額22,335円(全国1位)
就労継続支援A型事業所 月額66,218円(平成30年10月の最低賃金766円)
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